事務所新聞 ６月号 2009.6.1

6月入りました。新型インフルエンザの騒ぎも少し治まったかのように思いますが、
あちらこちらで感染者は出ているようです。

今月の事務所新聞は、


今月の事務所新聞は、雇用関係を取り上げています。

１．中小企業と求職者との「お見合い」バスツアー

仕事を探す人達に中小企業を案内する
「地域魅力発見バスツアー」を取り上げています。

愛称「ちいバス」で、新たな雇用が生まれるといいですね


２．労働基準監督署への申立て件数が増加

景気後退で雇用情勢が悪化し、労働基準監督署への申し立てが増えています。
申し立ての内容出多いのは、賃金不払いだそうです。

労働条件引下げや解雇をやむを得ず検討する場合でも、
守らなければならない法令の概要や、労務管理上参考となるものをまとめた

「厳しい経済情勢下での労務管理のポイント」を紹介しました。


３．「メタボ検診」伸び悩む受診率

一時話題となりました、「メタボ検診」ですが、残念ながら受診率は低いようです。

国や市は、受診率をあげようといろいろ対策を講じていますが、
一番大事なのは、生活習慣病の怖さの周知と、
発症を予防するための検診として「メタボ検診」があると周知することではないでしょうか。


４．障害者雇用促進法の改正

4月から「改正障害者雇用促進法」が施行されています。
改正の主なポイントは、

（１）「障害者雇用納付金制度」の対象事業主の拡大

（２）障害者の短時間労働への対応


不況になると、非正規社員や障害者、育児休業者などの
社会的弱者が解雇の対象となります。

改正雇用保険法では、失業者の対策が打ち出されましたが
解雇に至らない場合の対策も充実させてほしいと思います。


５．育児・介護休業改正案のポイント

育児・休業法の改正案が閣議決定されました。
国会の審議が通れば、平成22年4月から施行の予定です。

改正のポイント

（１）子育て期間中の働き方の見直し

（２）父親も子育てができる働き方の実現

（３）仕事と介護の両立支援

（４）実効性の確保

制度は整っても、現実は利用しにくい雰囲気の職場では
実効性がある改正とはいえないかもしれません。

職場の意識改革の改善を進める必要があります。

～～コラム～～

例年、６月には梅雨入りします。この時期の花といえば、アジサイですね。
アジサイは学校や公園、路地の裏でも街の中ではいたるところで見かける花です。

アジサイは、「紫陽花」と書き、「陽」の字を使っていますが、日当たりが苦手な花だそうです。
また、アジサイは「七変化」とも書くように花の色が開花から刻々と変化し、
最初は青かった花も日がたつにつれて赤みを帯びていきます。

アジサイの色は、土が酸性ならば青、アルカリ性ならば赤と言いますが、
実際はそうとも言えないようで、我が家のアジサイは最初から最後まで白色です。
そして、最後は枯れて茶色に。いったい土のｐｈ度はどうなっているのかしら。

ところで、アジサイの葉を料理の敷物や水羊羹のお皿代わりに
使われているのを見たことがありますが、葉には毒があるそうです。

涼やかな雰囲気で料理がおいしそうに見えますが、
決して葉を口にしないでくださいね。

また、アジサイの葉の上にカタツムリが乗っているのを見たことがありますが、
カタツムリは葉を食べでも大丈夫なのでしょうか。

この時期は食中毒も発生しやすくなります。
今は、新型インフルエンザ予防で「手洗い」と「うがい」をするように言われていますが、
正しい方法で手洗いをしないと効果がないようです。

正しい手洗いの方法は、
(1)石鹸をつけ、てのひらをよくこする
(2)手の甲に石鹸を伸ばすようにこする
(3)指先、爪の間、指と指の間も念入りに
(4)親指を手のひらでねじりこむように回して洗う
(5)手首もしっかり忘れずに　　

約15秒～20秒、しっかりと洗い、最後はタオルで手を拭き
しっかり乾燥させましょう！


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