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<   2016年 01月 ( 1 )   > この月の画像一覧

おふぃま新聞 1月号
1月のおふぃま新聞は以下の内容でお送りします。

1.「ストレスチェック実施プログラム」の概要と監督署への報告書提出
厚生労働省は、11月24日に「ストレスチェック実施プログラム」を公開しました。
実施プログラムの主な機能は「労働者が画面でチェックを受けられる」「労働者の受検の有無をチェックできる」「個人のチェック結果を出力できる」「集団ごとの集計・分析結果を出力できる」「労働基準監督署へ報告する情報を表示する」です。
ダウンロードは無料であり、通常1~5分あればダウンロード可能とのことですので、お金をかけずにストレスチェックを実施したいという企業にはお勧めです。

ストレスチェック制度では、労働基準監督署へ「心理的な負担の程度を把握するための検査結果等報告書」を提出することが企業に義務付けられています。(平成28年4月1日以降に提出)。報告書様式は平成28年3月下旬に公表予定です。

2.押さえておきたい「ジェロントロジー」
「ジェロントロジー(老年学/加齢学)」とは、加齢により人はどのように変化するかを、心理・教育・医学・経済・労働・栄養・工学など様々な分野から学際的に研究する学問のことです。雇用延長、定年後の再雇用・再就職、役職定年制の導入などにより、若手世代がシニア世代の従業員を部下として扱う職場が増えています。
視力が低下したのであれば、例えば、書類の文字のサイズを大きくしてみましょう。筋力が落ちた人には、身体労働は若手に任せることにして、その分、知識等を活かした頭脳労働に従事してもらいましょう。忘れっぽくなったのなら、指示を文書で出すようにすればよいのです。
こうした対応を考えるうえで役立つのが「ジェロントロジー」の考え方です。

3.雇用保険、65歳以上も新規加入が可能に!
厚生労働省が、来年度から65歳以上の高齢者も新規で雇用保険に加入できるようにする方針を固めたそうです。
同省の雇用保険部会が12月にまとめる制度改正の報告書に盛り込み、来年の通常国会に雇用保険法の改正案を提出する予定です。

4.ワタミ事件で注目される“懲罰的慰謝料”とは?
過労死・過労自殺の損害賠償請求訴訟では、(1)死亡による精神的苦痛に対する慰謝料(判例などの裁判所基準により算出)、(2)死亡しなければ得られたはずの収入を填補する遺失利益(亡くなった方の基礎収入から生活費を差し引いた金額をベースに算出)、(3)葬儀費用等が請求内容となります。
実際には他にも様々な事情を斟酌して算出されますが、あくまでも死亡による損害を回復するという考え方です。
今回のワタミでの過労死事件では会社は1億3,365万円を支払うこととなりました。これは、(1)に懲罰的慰謝料として1,500~2,000万円を加算した金額になります。
ワタミ事件で原告側代理人を務めた弁護士は、「今後、同様の事件を起こした企業には、司法判断としても、社会的非難としても、厳しい判断が相次ぐだろう」とコメントしています。労働基準行政でも、違法な長時間労働の是正勧告に従わない企業名の公表、送検といった取組みが強化されており、コンプライアンスの意識を持たない企業は淘汰されていくと考えるべきでしょう。

5.「改正労働者派遣法」施行後の実態は?
人材派遣の求人情報サイト「はたらこねっと」の調査によると、「どんな内容かご存知ですか?」という質問に対し、「よく理解している」と回答した派遣労働者はわずか9%、52%は「なんとなく知っている」との回答でした。
今回の改正により、派遣労働者が個人単位で1つの組織単位(課を想定)で働けるのは、原則として3年までとなりました。
また、派遣先企業でも「3年」の派遣受入期間制限が設けられますが、過半数労働組合等に意見聴取を行うことで、さらに3年受け入れることができるようになりました。
本調査によるとこの派遣期間制限の認知度は、「よく理解できている」が14%、「なんとなく知っている」が51%となりました。

6.「時間外労働」に関する企業の意識調査の結果から
人事担当者向けの中途採用支援サイト「エン 人事のミカタ」上で、サイトを利用している企業に対して行った「時間外労働」に関するアンケート調査によると、今後の残業時間削減の対応について、「積極的に取り組む」「状況を見て、取り組みを検討する」と回答した企業が全体の約9割となり、残業時間削減に対する意識が上昇していることがわかったそうです。
残業削減の必要性が叫ばれてから企業の意識も徐々に変わりつつあるようです。過重労働は、従業員のメンタルヘルスの問題に大きく関わってきますし、企業の生産性の低下にもつながります。
そういった意味では、残業削減の効果は、単に経費削減だけでなく、様々な副次的な効果が期待できるものと言えるでしょう。

コラム
(事務所員・S 記)

明けましておめでとうございます。
年末年始は、賞与処理、年末調整、支払報告書準備と通常よりも忙しい中、年末ギリギリに派遣事業の許可申請依頼もあり、24H営業のコンビニ状態です。
さらに、自宅の引っ越しもしましたが、まだ荷物が段ボールに入ったままです。
2月には少し落ち着けるはず!と、どこに行こうか、何をしようかと妄想を楽しみながら、この原稿を書いています。

今年も、皆様のお力になれるよう、全力で頑張ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
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by office-matsumoto | 2016-01-01 08:04 | 事務所新聞